- 2024/11/23
- Category :
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
この物語の主人公。舞台となる新ヨゴ国の隣、カンバル王国出身。6歳の時、王室の陰謀に巻き込まれた父親が親友ジグロにバルサを託し、祖国を脱出させた。追っ手に命を狙われる毎日を過ごすなかジグロから武術を習い、短槍(たんそう)の使い手となる。隊商の用心棒をなりわいにし、多くの商人から信用を得ている。新ヨゴ国の王子チャグムを守りながら続ける旅は、バルサにジグロとの旅を思い出させていく…。
新ヨゴ国の第二王子。水の精霊の卵を宿したため、父である帝から命を狙われる。
チャグムの母・二ノ妃は用心棒バルサを雇いチャグムを王宮から脱出させる。初めて知る庶民の暮らし、そして帝が放った追っ手や魔物ラルンガとの闘い…。バルサとの旅はチャグムをたくましく成長させていく。
先住民ヤクーの血を引く新ヨゴ国の薬草師。バルサとは幼なじみ。幼い頃から呪術師トロガイのもとで修業に励み、目に見えないもう一つの世界ナユグの探求に生涯をかけている。バルサが旅に出るたびその身を案じ、帰ってくるとつかの間の生活を大切に過ごす二人の関係は、果たして…。
先住民ヤクーの呪術師でタンダの師匠。バルサも深い敬意を抱いている。しわの刻まれた顔は魔女のようだが、その呪術は当代一といわれ、帝を冒とくする者として狩人から命を狙われている。トロガイとシュガが出会うことで、チャグムに宿ったものの正体が明らかになっていく。
新ヨゴ国の君主でチャグムの父。太古、南の大陸から来たトルガル帝が水の魔物を退治して建国したのが新ヨゴ国であり、〈帝〉とはその神性を引き継ぐ者と信じている。それゆえチャグムに何ものかが取りつき、異能者となっていくことが恐ろしく、その感情が父子の関係を引き裂いてしまう。